元大岩の道祖神




ふたつの双体道祖神さまが並ぶ大岩・小安神社の入り口です。
一つはすっかり風化してしまっており造立はおろか形式や表情さえ把握が困難になっていますが、もう片方はしっかりしていますね。
破風型と呼ばれるスタイルに似ていますが神社の鳥居のように見える外枠装飾は珍しいものでしょう、予め神社の近くに置くよう決めて造られた持ち物像かも知れません。
手にしているのは笏(しゃく)あるいはお札でしょうか、幕末に近い時期に造立されたもののようです。

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