曽比奈谷戸の道祖神1

左端の文字碑の道祖神さまは風化が激しく銘さえあやしくなっています。
が、土台との接合部に巻かれているものは何と反射テープ、いくら交差点の角に位置しているとは云ってもコレはちょっと…ってカンジですねえ。




中央は天明年間の造立で身長や装束の違いから夫婦像でしょう。 
合掌像ですが御体やお顔の向きそして全体の装飾も含めかなり自由奔放に制作されていて、如何にも民間信仰の神様といった印象です。男性像が風化欠損のためかミイラのように見えてしまうのが残念。
一番右は明治三十六年と比較的新しい造立、お顔が仏像っぽくなっているのは近くに大きなお寺が二つもあるせいでしょうか、何れも風化が進行していて早期保護の必要アリ…ということですな。

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