宮原上の道祖神1



未完成だったのではと思うくらい背後の彫りや像の深さに特徴がある双体の道祖神さまです。
物を持つお二人の間に渡っているモノが彫りなのかキズなのか、それも興味深いところです。もっと素朴だったころから後期の完成された形への過渡期の作品かもしれませんが、年号など確認できるものが皆無なので想像を膨らませる以外に手立てがありません。
隣の文字碑は刻があるのですが不鮮明になっていて、同様に種類の判別が難しいものになっています。

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