丸の上の道祖神


県道から脇に入り急激な坂道を登ってゆくとグランドがあり、その盛土コンクリートブロックの下にひっそりと並べられていた道祖神さまたちです。


グランドを造成するときにこうしたカタチになったのでしょうが、周囲は枯葉やゴミなども多く散乱していてあまり手がかけられていない様子です(撮影の為にゴミは除去しました)。
左は櫛型、右が駒型の碑形状ですが両方とも合掌する僧の姿、おそらく元禄から元文期(17世紀末から18世紀前半)の初期に造立されたものではないかと推測します。
こちらもすっかり浸食が進行していて哀れを誘いますね。

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