2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
浸食により右上部が欠落してしまっているものの、かろうじて「山神…」の銘は読み取ることが出来ます この場所も現在は何もない山道の一角のように見えますが、実は富士登山のための古道であり東西南北のルートがクロスする要所なのです 道路改修にあたってコ…
題目塔のような文字碑の下部には双体道祖神さまが彫られているのは珍しいですね 多分もともとココにあったものは一つだけで、近隣に散在鎮座していたものをこの三差路の一角に集めたのではないか…と推測します 上写真右下の双体道祖神さまには明治廿六年の銘…
自然石道祖神です この村山地区の道祖神さまはほとんどが富士登山道の道標としての存在でしょう こうして記録保存されているものばかりではなく、特に自然石などでは浸食によりただの岩石と見分けがつかなくなってしまっている御体や、かつては道祖神だった…
かつて集落の辻々にはいろいろな石造物が建てられ人々の素朴な信仰の対象となっていました しかし近代化の波に呑まれ、そうした習慣は希薄になりその存在も人々から忘れられてしまったようです 同時に道路の拡幅・改修やインフラ整備などによって、その居場…
西国霊場巡回塔という分類になるそうで、四国や安政という銘も刻まれています 正確に言うと道祖神さまではないのかも知れませんが、同様な目的で建立されたものであって素朴な信仰の対象なのですね → MAP
手元に在る資料の写真では傍らに添えられたもみじがまだ道祖神さまの半分ほどの高さしかなく寂しげな印象を受けていましたが、行ってみるとすっかり成長していてちょうど神様をお守りする屋根のようになっていたのが嬉しくもありました ジツはこの道祖神さま…